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つり球 第9話「衝撃のアンダーウォーター」

第6話の「戦慄のスプラッシュ」と同じ、「○○の○○」という形式のサブタイトル。前回、ようやく築き上げることが出来た四人の絆。今回はその四人がばらばらになってしまうお話。嫌いになったから、喧嘩をしたからではなく、状況やハルの思いがそうさせたという所がポイントです。

ドライヤーを手に、江の島に集結するDUCKの人々。“日常”の裏で静かに進行していた“非日常”。“日常”だと思っていた江の島踊りを踊るサーファー達も、本当は異常な“非日常”の光景でした。気づかぬうちに蔓延していった不穏と地球の危機。一足先に非日常へと足を踏み入れたハルとアキラ。非日常に気づかず、まだ日常の中にいたユキと夏樹。そんな二人も、否応なしに“非日常”の波にのまれます。

水の使用を禁止するDUCK。JFXこと、“あいつ”に操られないための対策。人間は水の中では生きられません。けれど、人間の体のほとんどは水で出来ています。喉だって渇きます。水がなければ死んでしまう人間。花も魚も、水がなければ生きられません。
軍艦を使い“あいつ”を攻撃しようとするDUCK。軍艦を撤退させ、一刻も早く“あいつ”を釣り上げるべきだと言うアキラ。DUCKは、宇宙人と人間は端からわかり合えないと考えています。理解し合うことを諦めています。それはまるで、ハルと出会って間もないの頃のユキのよう。自分から歩み寄らなければ、自分が変わらなくては、相手は変わってくれません。永遠にわかり合うことは出来ません。本当はわかり合えるはずなのに。ハルと交流を持つようになったアキラ。みんなとのふれあいにより、ハル達と一緒にいることが“仕事のため”から“自分のため”へとかわっていきました。ハル達に感化されたアキラ。アキラの口から出る言葉はハルの意見。ハルの言葉を鵜呑みにしているアキラを信じられないDUCK。
カレーの中を泳ぐシラス。カレーは世界、そして社会。右倣えな集団の中で、一人一人が持つ意志や思惑。一匹では小さくひ弱なシラス。でも、思いの強さはそれぞれ違います。そして一つ一つの力は小さくとも、集まり、同じ目的のために力を合わせれば、それは大きな力となります。スイミー。

自らを犠牲に、“あいつ”に立ち向かうハルとココ。“あいつ”に操られないように、呼びかけ合いながら“あいつ”を遠くへと誘導する作戦。作戦に必要なのは、お互いの気持ちを離れさせないようにすること。これって、攻略のヒントのような気がします。水を使ってコミュニケーションを取ろうとすると、人間は操られてしまいます。それは、その思いがダイレクトに伝わってしまうから。思いが強いから。人間だって、簡単ではないけれど相手の気持ちを動かすことが出来ます。それぞれが相手の心を動かすほどの強い意志を持てば、そうやってお互いをフォローし合うことが出来れば、もしかしたら“あいつ”の影響を受けずに済むかもしれません。あくまで仮説ですが…。
いなくなってしまったハル。言えなかった“さよなら”。さよならを言っていないのだから、まださよならではない。ハルは“さよなら”を言うために戻ってくる。絶対に戻ってこなければなりません。
“あいつ”との死闘の末、海へと落ちていくココ。ココは最後に、ハルへ“逃げろ”という意志を伝えます。ハルには“さよなら”を言わなければならない義務があるから。ココはどうなってしまったのでしょうか?海に落ちても溺れるということはありません。なので、あまり死んだとは考えにくい気がします。力の使いすぎや、“あいつ”が物理的な攻撃をしてこない限り。操られ、魚の群れの中に取り込まれた…とか、そんな感じかなと思います。これで本当に退場だったら悲しい…。でもココがいなくなったということは、今こそ四人で力を合わせる時です。

睡眠薬を使い、脱出してきたアキラ。事態の全容を知ることとなったユキ。アキラはユキを危険から遠ざけようと、これ以上関わるなと忠告をします。アキラは「俺“達”に任せろ」と言いましたが、現状DUCKは聞く耳を持ってくれません。つまり、自分一人で背負おうとしているということ。大人が子供を安心させるための嘘。でも、アキラの言葉に声を荒げるユキ。今まで築き上げてきた人間関係、深め合ってきた友情。前回、「このまま、ずっとこうしてたいな」と願った四人。確かにみんながずっと一緒にいることは無理かもしれません。ハルとの別れは遅かれ早かれ来るもので、夏樹にはバスプロになる夢があり、アキラもずっと学生を続けてはいけないでしょう。いつかは来る別れ。でも、それぞれの別れにも“さよなら”の言葉が必要です。何も告げずに別れてしまう、それはとても悲しいこと。
みんなを危険から遠ざけるために、自ら悪役になるハル。「大・大・大嫌いだ」、それは大好きだから。「江の島から出てけ」、それは江の島から逃げて欲しいから。大好きなものを守るための行為。でもそれは、自らの胸を締め付ける行為。

避難バス、そこで言い伝えについて叫ぶ平八。“あいつ”を鎮めるために必要なのは“天女”です。四人が天女の役割を果たすのか…。それとも、海に落ちたココが役割を果たすのでしょうか?でもココは、天女の役割ではなく目標達成の前の壁として出てきそうな気もします。

ハルはみんなを守るために江の島に残り、ユキはハルの手によって名古屋へ、夏樹は避難バスに乗り、アキラも江の島を守るために行動します。ばらばらになってしまった四人。「もし明日世界が終わるとしても、俺、絶対釣りしてると思う」…そんなみんなの願いを裏切ったハル。でもそれは、ハルなりに考えた行動。けれど、根本的な解決にはならない行動。
ハルの意図がわからないユキ。ユキと電話で会話をする夏樹ですが、右手にさくらちゃんが作ったブレスレットをつけていますね。夏樹はユキに「ハルがどうなってもいいのか」と言いますが、ユキは突然のことに頭の中を整理することが出来ない状態。でも“何故そうしたか”という答えにたどり着く材料は、すでに持っているはずです。自分の目で見た真実。ハルの表情、その表情から読み取れる真意。
ケイトがハルを一緒に住まわせた理由。それは、ハルがまっすぐ咲いた花のようだったから。そしてその花が、ユキには必要だったから。花は綺麗で、純粋で、心を和ませてくれる物。はかないけれど、力強く、咲く時は元気いっぱい満面の笑み。ユキの心を溶かしたハル。春は花の季節です。
ハルの水鉄砲に倒れ込んだケイトですが、傍らには割れた花瓶と花があります。いつも病室にあった一輪挿し。今までは、一輪挿しを見てはかなさを感じていました。今回も、その花が無残に散っている様を見て不吉に感じました。でもあの一輪挿しがハルだとすると、まっすぐに力強く咲いていた花が散ってしまった、ハルの心に影が差した…そういう風にも感じられます。ですが、まだケイトについて安心出来ませんよね。何もなく終わればいいのですが…。
ちなみにユキとケイトが味噌カツを食べていたのは矢場とん名古屋駅エスカ店です。

“あいつ”を釣り上げようとするアキラ。ですが、やはりDUCKはアキラの考えを聞いてくれません。地球を守るために働くDUCK。アキラも、江の島を、みんなを守るために行動しています。「ガキ」や「友達ごっこ」と言われますが、むしろそれは今のアキラを表す言葉。ユキ、ハル、夏樹と対等な“子供”の立場に立てたということ。そして、三人と友達関係になれたということの証明。今まで友達がいなかったアキラ。友達や大切なもの、守りたいものが出来た、それを自覚することが出来たのは嬉しいこと。そしてその思いは、とても強いものです。

本格的に危機を目の当たりにし、ばらばらになってしまった四人。でもどんなに離れたって切れない絆を、彼らは作り上げてきました。そして、みんなに共通する“大切なものを守る”という強い気持ち。次回予告を見ると、アキラがDUCKに反逆しているようですが…どうなるのでしょうか?楽しみです。
余談ですが、砂浜に押し寄せてくる船に“栄腕丸”と書いてあることに気づきました。A-1 Picturesですからね。

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アニオタというよりは、ぬるオタ。最近はのんびり肩の力を抜いて見られるアニメが好きです。
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