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つり球 第7話「切なくてカウントダウン」

神隠しとバミューダシンドロームについて、それとハルの目的である“あいつ”について少しだけ明らかになった前回。サブタイトルが前回「○○の○○」ではなく、前々回と同じ形式に戻りました。つまり、“人間関係と釣り”という構成に戻ったということ。でも、そんなお話の裏では前回の内容に関することが進行しているようで…。

初めてアルバイトをして稼いだお金、そのお金で買った初めての自分専用の釣り道具。稼いだお金はほとんどなくなってしまったけれど、初めて体験したことと体験を通して感じたことは自分の糧となり、一生心の中に残り続けます。手に入れた釣り道具と貴重な体験は、一生の宝物。
あれ以来、様子のおかしいハル。「海は危ない」、「禁止」、「反対」などと言い、海から遠ざかろう、遠ざけようとしています。

「適切な距離を保て」…アキラへ、上司からの命令。釣りは仕事のためと言っていますが、本当は楽しいから、趣味だから釣りをしています。それに、みんなでやった釣りが楽しかったというのも事実です。でも、素直になれないアキラ。これが仕事であること、上司の命令、大人だからこそのプライドが壁となっています。
アキラがレインコートを着ているのはハルの水鉄砲対策。ハルが近寄ってきた時、水鉄砲を食らわないように傘を盾にしていますね。

“自分で考える”釣り。今回この“自分で考える”ことが物語のポイントになりますね。ユキはこれまでの成長の中で“自分自身について考えること”だけではなく、“相手について考えること”も出来るようになりました。第2話で言われた、「人の気持ち考えろよ」からの成長。ユキは本当に成長しました。ですが、他のキャラクターの成長はまだまだこれからです。

ハルのアキラに対する接し方の変化。前回までアキラを怖がっていたハルですが、自らアキラへと近寄ります。これは、アキラ以上に恐ろしい存在を知ってしまったからでしょうか?それとも、アキラが自分や江の島の異変について調査しに来たことがわかったから?「もうしないから、大丈夫だから」というハルの台詞は、ジェスチャーで水鉄砲のことだとわかります。もう釣りはしないから、もう海へ行かないから、操られて水鉄砲を使ってしまうことはないということ。敵対視しないでという意味合い。これをわざわざ伝えたのは何故なのでしょうか?

夏樹の誕生日。家族みんなで釣りをする計画。第3話でのさくらちゃんと保の会話を思い出しますね。この二人で考えた計画なのでしょうか?みんなで釣りをするのは楽しいこと。昔みんなで釣りをしたのも楽しい思い出。だから今回も、楽しい思い出を作りたい…そう願うさくらちゃん。

ハルの胸の痛み。これで「きゅーん」が胸の痛みだということがわかります。これまでのハルの悩みって、ユキについての悩みだったと思います。ですが今回は、ハル自身についての悩み。ケイトの助言は「頑張るしかない」。自分に何が出来るか、“自分で考える”。今回釣りに参加していないハルへの助言、そして課題。

手作りのブレスレット。さくらちゃんと保の思いが詰まったプレゼント。釣り糸は人を惹きつけ、人と人とを結ぶ物です。家族の絆のため、重要なアイテム。まりちゃん(EDで“真理子”という名前だということがわかりました)の分と、亡くなった母親の分も用意しています。まりちゃんには新しい家族になって欲しいから。亡くなった母親の分もあるのは、まりちゃんが家族になっても忘れてしまうわけではないから。みんな合わせて一つの家族。そう思っているのはさくらちゃんだけではなく、一緒にブレスレットを作った保も同じ気持ちのはずです。

海へ行くことを嫌がるハル。それでもユキの「頑張るしかないだろ」という言葉を受け、ついて行く決心をします。胸の痛みをどうにかするために、頑張るしかないから。それにハルは、前々から夏樹と保の仲を気にかけていましたから。「みんなでずっとずっと、仲よくしていたい」…ハルが心の底から願うこと。

夏樹の気持ち。第4話でお店のことや夏樹自身のことが少しだけ出ていましたね。言わなくてもわかって欲しい気持ち、言わなくてはわからない気持ち。その二つが生んだ溝。夏樹と保、二人とも面と向かって言えなかったことがたくさんあります。二人とも同じように不器用。
自分の気持ちを素直にぶつけたさくらちゃん。その言葉を拒否し、さくらちゃんを叩いた夏樹。さくらちゃんはずっと、夏樹と保の間で板挟みになっていました。夏樹がもっと保に近づいてくれれば…そう思っていました。ただみんなで笑顔でいたいだけ、家族で仲よくしたいだけなのです。夏樹は何故さくらちゃんを叩いたのか。それはさくらちゃんの言葉がうっとうしかったからだけではなく、ずっと自分の味方でいてくれると思ったのに自分に反抗したからでもあると思うんです。さくらちゃんが二人の間で板挟みになっていたのと同じように、夏樹も“バスプロになる夢”と“お店を継ぐこと”の間で板挟みになっていました。保に相談出来ればあまり悩むことはなかったでしょう。でも母親の死によって、二人の間に亀裂が出来てしまいました。誰にも相談出来ず、一人で抱え込む夏樹。出口のない迷路のように、結論が出せずどつぼにはまってしまいます。夏樹がユキに言った「わかるわけねーだろ」という言葉。こんなにも悩み苦しんでいるのに、みんな自分のことをわかってくれない…。でもこの「わかるわけねーだろ」は、そう簡単に自分の気持ちを理解されてたまるもんかという、わかってもらえないことに対する諦めでもあります。そして、相手の気持ちを理解することも諦めてしまう…。本当は自分の気持ちをぶつけなくてはいけないのに、言葉に出さなくては気づいてもらえないのに、意地っ張りで不器用な夏樹は伝えることと理解することをはなから放棄してしまいます。結局、自分の殻に閉じこもってしまう夏樹。

ユキの回想。今までは自分のことで手一杯だったユキ。自分のことばかり悩んでいたユキですが、今は違います。今は相手のことを考えられる、相手のために悩むことができます。でも、夏樹の本当の気持ちはわからないまま。両親のことも、兄妹のことも、ユキには理解出来ません。理解出来ないとこは、歯がゆくてくやしい。第4話で出てきた宇宙人と人間が理解し合うことの難しさ。でも人間同士だって、お互いを理解し合うことは難しいです。

夏樹の母親。眼鏡をかけたその姿は夏樹に似ていて、全体の雰囲気はさくらちゃんに似ていますね。

ハルとアキラ。何故か一緒にいる二人。気になるのは、二人とも“海”の方向を見てから顔を見合わせたことです。あの場所から見える海、視線の先にあるのは三角形のあいつ。もしも前半、ハルがアキラに「もうしないから、大丈夫だから」と近づいたことに何らかの意図があるとしたら?敵対視しないでくれ、協力してくれという意味だったら?ハルはアキラに、自分の目的を告げた可能性がありますね。

襲われた漁船。操られ、江の島踊りを踊る乗組員。江の島踊りを踊らされるだけではあまり怖そうだとは思いませんが、こうも数が多いのは怖いですね。まるで破滅への序曲のよう。不吉です。

次回はさくらちゃんを探す所からでしょうか?夏樹達についても気になりますが、ハルとアキラの関係についても気になります。楽しみです。

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ゐのさき

こんにちは
いつも拝読いたしております
自分はアニメを適当に観ているので、長文考察されている方を見かけると感心します。
よろしければリンクなど貼らせていただけませんでしょうか。

人見

コメントありがとうございます。

リンクについてですが、どうぞ自由に貼ってやって下さい。
こちらからもリンク貼らせていただきますね。よろしくお願いします。
  • URL
  • 2012/05/26 10:22

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プロフィール

人見

Author:人見
平成生まれゆとり系女子。
アニオタというよりは、ぬるオタ。最近はのんびり肩の力を抜いて見られるアニメが好きです。
アニメの感想は人それぞれ違うのが楽しい。

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