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夏目友人帳 肆 第7話「人と妖の間で」

体調不良のため、更新が一日遅れてしまいました。申し訳ございません…。
今回は前回の続き、さらわれた夏目の救出ですね。

妖の世に入り、妖怪が見えるようになった田沼。名取を妖怪と勘違いして言った「妖怪にも優しいのがいるんだな」という台詞。どことなく、過去の夏目を彷彿とさせる台詞です。夏目と同じ景色を見る田沼。

田沼の演技を見つめるニャンコ先生。前回、田沼を巻き込んだのはニャンコ先生でした。この辺り、ニャンコ先生には何か考えがあるのでしょうか?面白そうだから?それとも、夏目のため?
窓から離れて立ち去っていく時の動きが、猫というよりも兎みたいですね。

田沼が瓶から夏目を出し、襲われそうになっている田沼を夏目が庇い、名取が助ける…この一連の動き。ここの作画、凄いですね。大好きです。

名取の「いけないな、こんな所に連れてきてしまうのは」という台詞。田沼が否定しようとしましたが、夏目がそれを止めます。名取は、夏目が田沼を連れてきたなんて微塵も思っていません。館の前で田沼と出会っていますし。名取は田沼を巻き込んでしまった夏目を責めました。そして、夏目もそのことを理解し「俺が悪いんだ」と言いました。
「少しは身に染みたようだね」という名取の台詞の通り、今回夏目は“人間と妖怪の両方を選択する”ことのリスクを実際に体験することになります。

ニャンコ先生の変身した姿がレイコに似ているのは、「ガン見した人間は夏目がレイコくらい」だから。ニャンコ先生は、他の人間とは交流がなかったのですね。人間に対して(主に夏目に対して)比較的友好的なのに。人間とあまり接していなければ、人間にあまりいい感情を持つとは思えないのですが…。レイコとの間に何かあったということなのでしょうか?
田沼に「レイコって誰だ?」と聞かれていましたが、ニャンコ先生は答えませんでした。名取がいたからかもしれませんが、田沼をあんなにも簡単に巻き込んだのに、レイコのことは話さないんですね。そういう所はちゃんとしているニャンコ先生。だからこそ、何故田沼を巻き込んだのかが気になるのですが…。

田沼を巻き込みたくない夏目。夏目の力になりたい田沼。夏目が田沼を巻き込みたくないのは、自分と同じ思いをさせたくないから。そして自分を責めてしまう。自分で選んだ道だからこそ、なおさら。震えているのは、恐怖と憤り。
「絶対ここから田沼を帰す、何があっても」…夏目の台詞。“ここから帰す”という言葉は、“この館から帰す”以外に“この妖怪と接している状況から帰す”とも取れます。それに「大丈夫だ、絶対」は、自分自身に言い聞かせているようにも聞こえます。自責の念。

田沼にお守りの石を渡した名取。この時夏目と名取はお御柱様探し、田沼とニャンコ先生は出口探しと役割分担をしていました。田沼を直接危険にさらさないための“出口探し”。でも夏目のために自ら危険に飛び込んできたのだから、きっと無茶をするだろう…そう思って石を渡したのだと思います。「無茶な子には無茶な友人が出来るんだね」と言っていたので。
田沼が言った通り、名取は“意外といい人”。あの性格は、彼が選択した道を生きるための処世術。“祓い屋”を選択したことで、妖怪や人間からも恨まれる“リスク”。

夏目と同じ世界を見た田沼。血まみれの部屋を見て絶句する田沼。それでも、夏目を否定しないんです。むしろ、無理矢理関わろうとした自分を責めます。普通なら、そんな危険な世界に関わるのはやめて欲しいと思うはずです。冒頭に「妖怪にも優しいのがいるんだな」という台詞があった通り、田沼はまだ妖怪について詳しくは理解出来ていません。ほんの少し垣間見ただけです。それなのに、夏目が妖怪と関わること自体は否定しないんですよね。

倒れている田沼を見つめる夏目。人間と妖怪の両方を選択したことによるリスクの体験。今までは、多少の嘘はあってもある程度安定した生活がありました。でも、状況は徐々に変わってきています。夏目がいることで、周りの人間が変わってしまう。それに徐々に自分とニャンコ先生のことが妖怪の間に広がって来ている…。「もう俺はここにいては…」という夏目の台詞。自分がいることで、状況が変わってしまう不安。みんなを危険にさらしてしまうことの恐怖。自分の選択した答えが揺らぎます。

そんな夏目に、名取は言います。「夏目は強いんだよ」…人間と妖怪の両方を選択したことへの言葉。夏目が選択した道は、名取が選択できなかった道。背中を押すべき時には押してやり、自分で考えるべきことは考えさせ、時には厳しさを教えるために責める…そんな“大人”の存在。最初は自分が選べなかった道であるため、否定的でした。その道を選ぶ厳しさを知っているから。でも成長する夏目を見て、この道が夏目にとって正しい道だと思えるようになったのでしょう。妖怪とも人間とも、徐々に打ち解けられるようになった夏目。夏目のために無茶をしてくれる友達も出来ました。でも、名取の考えは揺らがないんですよね。田沼の「妖怪にも優しいのがいるんだな」という言葉に対しての「それはどうかな」という台詞、お御柱様を封印した後の「これだから妖怪は…」という台詞。考えが揺らがないのは、選択した道とそれに対するリスクを受け入れたから。強い意志。
名取の“協力してくれるか?”という問いに「俺が行きます」と言った夏目。再度、選択することへの決意。

田沼と夏目の会話。夏目は、田沼を巻き込んでしまった自分を責めました。同様に、田沼も自分を責めました。そして、夏目を肯定しました。仲良くなるために相手のことがもっと知りたいと思うのは普通のことです。だからそのことで、苦しまないで欲しい。むしろ、知りたいと思ってしまった自分を恨んでしまう。夏目も夏目で、話してしまったことで悩み、話せないことで悩んでいます。不器用な二人。それでも、決してこの関係は壊れません。お互いに、壊したくはないのだから。

夏目の「ただいま」という声に、帰ってこない返事。昔は独りということが当たり前でした。でも今は違います。今は、自分を受け入れてくれる“家族”がいます。それは決して、失いたくないもの。田沼や他の友人と同様に、“どうすればいいのか、どうしていけばいいのか”わからないもの。
夏目の選択した道は、“名取さんが諦めてしまった道、レイコさんが歩きたくても歩けなかった道”です。“どうしていけばいいのか”への答え、夏目は見つけることが出来るのでしょうか?

次回は七瀬の過去。アニメオリジナルみたいですね。七瀬にも今に至るまでの過去の選択があったはずです。それぞれが“選択した道”というのが、4期のテーマだと思うんですよね。子供が大人になる時に、誰もが直面する課題。今回“名取が諦めた道”という言葉が出てきたので名取の過去でもいいような気がするのですが…まだ原作で出てきていないのでしょうか?さすがにオリジナルで名取の過去を描くことは出来ないので、七瀬になったとか?原作は全く読んでいないのでわかりませんが…。来週も楽しみです。

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