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君と僕。 第13話「陽だまりの詩」

ついに最終回…ですが分割2クールということで、あまり最終回という感じではありませんでしたね。ちなみに今回も前回と同様、あまり改変はありませんでした。
かおり先生登場です。要たちの卒園から10年以上経っているのに、若々しい…というか髪型以外あまり変わっていないですよね。今いくつなのでしょうか?要たちが通っていた頃二十代前半だとしても、三十代ということになりますよね。

けんちゃんが千鶴に投げつけたどんぐり。原作では小さな石を投げています。けんちゃんがみんなを襲撃したのは「不法侵入者」や「悪者」という台詞の通り、正義感。折った枝を植え直したり、本当はとても優しい子。ただ素直になれないだけで…。

女の子にモテモテな双子、男の子にモテモテ春。もてあそばれる要と千鶴。女の子たちとお人形遊びをする悠太、面倒見のよさがよく表れています。それに春の男の子っぽい遊びに慣れていない所も、いかにもといった感じ。ちなみにこの悠太と春のシーンはアニメで追加された部分です。

おままごとに参加させられる要。祐希が要言った「職場体験なんだから、ちゃんとやらないと」という台詞。これって原作にはないんですよね。何でも完璧にやらなくてはいけないと思っている要。そんな要の性格を知っているからこそ言える痛い一言、絶対に断れなくさせる魔法の一言です。“職場体験”は完璧にやらなければいけない要の“義務”。だから仕方なく食べる演技をしたんです。

けんちゃんの「かおり先生にフラれちまえ!」という台詞。けんちゃんが要の恋心に気付いたのは、要と先生とのやりとりを見てでしょうね。再会のシーンで、物陰から様子をうかがっていました。
そして、けんちゃんの言葉を否定しようとする要。素直になれないのは、けんちゃんも要も同じ。似た者同士です。

幼稚園に来た時、悠太が「こんなにちっちゃかったっけ?ジャングルジム」と言っていました。原作では遊具の大きさについては全く触れていません。
ジャングルジムに登るけんちゃん。いくら上へと逃げても、要からしたら登らなくても届く高さです。登っても登っても、すぐに捕まって下ろされてしまう。走って逃げても、すぐに追いつかれてしまう。大人と子供。幼稚園時代の要と、高校時代の東先生を思い出しますね。いくら背伸びしても、大人にはなれない。要もまだまだ子供ですが…。

素直になれなかったけんちゃん。でも、そのちゃんは気付いていました。何となくだけれど、けんちゃんは本当は優しい子だということを。
素直になれないのは要も同じです。けんちゃんがかおり先生を突き飛ばしたのは、仕返しであり、お返し。
そのちゃんに要にやって欲しい役を聞かれて、答えたのは「にいちゃん」。食器が足りないと言われた時、けんちゃんがやりたいと言った役は長男でしたよね。

最後の春の「要くんとけんちゃん、ちょっと兄弟みたいでしたよ」という台詞。好きな子に一生懸命な姿がそっくり。要自身も、多分自覚しています。否定したり、認めたくないと思っていますが…。それでも、要はけんちゃんの姿と昔の自分(今の自分とも)の姿を重ね合わせていると思うんですよね。素直になれない気持ちは、要にも痛いほど理解出来ます。要だって、今でも素直にはなれていませんから。
ジャングルジムからけんちゃんを下ろした時、要は自分の方を向かせてから背中をさすっています。素直になれなかった“自分”と向き合う構図。それは、お互いに。
逃げようとしたけんちゃんの頭を叩いたり、手を引っ張っていった要。東先生(要の中では、あの時の高校生)みたいに完璧には出来ないけれど、不器用な要なりのやり方です。今ここで逃げても、一時しのぎにしかなりません。今の自分を変えることは、勇気がいること。みんなに思われている自分を変えることは、難しいこと。でも、何もしなければ何も変わりません。「ごめん」の一言が、小さな一歩。
前回の要のことを思い出してみて下さい。要の冬樹を見る視線。今回と同じですよね。冬樹の必死に背伸びしようとしている姿。かおり先生のために、必死に大人になろうとしていた昔の自分。
なかなか素直になれなかったり、無理に背伸びしようとしてみたり、それでもやっぱり自分は子供なんだと思い知らされたり…。一生懸命頑張る姿は、自分には見えません。他の人に気付かれていないと思っていても、知らない間に気付かれている気持ち。自分の気持ちに素直になれなくても、素直になれない同士、互いの気持ちは簡単にわかります。でも、その気持ちをどうするかは自分次第。素直に伝えるか、それとも押し殺してしまうか…。

今回で1期は終了。来年の4月から2期が始まりますね。冬休み前のお話から始まるのでしょうか?祐希のお話の続きから?個人的には年末の双子のお話をやってもらいたい所ですが…!何はともあれ、楽しみです。

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平成生まれゆとり系女子。
アニオタというよりは、ぬるオタ。最近はのんびり肩の力を抜いて見られるアニメが好きです。
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