スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夏目友人帳 肆 第8話「惑いし頃に」

七瀬の過去回。前回書いた通り、“現在”に関わってくる“過去”のお話でしたね。

ここ最近、あまり役に立っていないような気がするニャンコ先生。肝心な時にいなかったり…。今回も空から落ちたり、井戸に落ちたりしていました。本来の姿に戻れば空から落ちることはなかったのでは?と思うのですが…どうなのでしょうか?いちいち変化するのが面倒なのでしょうか?

七瀬の過去。“悪しき妖怪は祓い、力ある妖怪は式として使い、それ以外には心をとめない”、それが祓い屋の心得だと言い聞かされて育った幼少期。でも、それ以外の妖怪に“心をとめてしまった”七瀬。心の迷い。

同じ学校に通う女の子たちとすれ違った七瀬。奇妙な行動や言動から、「変な子」と言われています。夏目やレイコと一緒。すれ違う時に小天狗と話すのを止めた所を見ると、妖怪が見えるということ隠そうとしている、普通でいたいと思っているように見えます。妖怪よりも、人間。

ミカゲとの出会い。レイコに“祓うべき妖怪と戦わなくてもいい妖怪”の区別の仕方を聞きたかった七瀬。七瀬は「妖怪は全て祓うべきだと思う」と言いました。自分にだけ見えてしまうから。妖怪と話をしたら、情がわいてしまうから。自分が辛くなってしまうから…それが七瀬の考え方。でも、七瀬は小天狗を助けました。

「人に害をなす妖も、それを祓うことを生業とする人も、互いにそれが、その者の業なのだ」…ミカゲの台詞。「業とはその者のそうとしか生きられぬ、生まれ持った役目のようなものだ」。食物連鎖のようなもの。人間も、生きるために牛や豚、鶏や魚を殺し、食べます。生きるためには仕方のないこと。それと同じように、祓い屋が妖怪を祓うことは仕方のないこと。

レイコと対決したミカゲ。七瀬とミカゲが初めてであった時、レイコの話に「私も会ってみたいな」と言ったミカゲ。それは、自分を封じてもらうため。ミカゲは対決に敗れましたが、友人帳に名前を書いただけで封じられることはありませんでした。ただの気まぐれなのか、それとも封じるべきではないと思ったのか…あるいは“封じられるべき人に封じてもらうため”に封じなかったのか。祓い屋ではないから、封じるための覚悟や強さがなかったから…というのは、いくら妖怪側を選んだレイコとはいえ、らしくないですかね。

ミカゲを封じた七瀬。ミカゲは七瀬のことを「強い」と言いました。それは「祓い人の怒りや悲しみを知っているから」。このシーンでふと思ったこと。この時のミカゲの台詞、どうにも「今からお前はこの鶏を食べる、だから自分で絞めろ」に近いような気がするんです。自分が生きる上で、どうにも仕方のないこと。そのことを、間近で体験すること。この出来事が、この決断が、この時の自分の思いこそが「これからもお前を強くしていく」。成長、自分の生きる道の“選択”。
どのような道でも、選択するには“強い意志”が必要になります。七瀬と同じ選択をすれば、“業”という言葉で自らを正当化しなければならなくなってしまう。レイコと同じ選択をすれば、人間と疎遠になってしまう。それぞれの選択と、それぞれのリスク。夏目の選んだ道は、もっともっと険しい道。

七瀬がニャンコ先生に過去を話したのは、協力してもらうため。この話を聞けば、否が応にも協力せざるを得ません。七瀬の「封じてやろうか」という台詞は、井戸の中でミカゲを愚弄したことへの仕返しなのでは?…と思ったり。

ニャンコ先生が夏目に七瀬のことを話さなかったのは、夏目の選択が揺らいでしまうからかもしれません。今の夏目には、必要のないことだから。3期第7話の最後、名取が「君があの人たちのことで気持ちを揺らす必要はない」と言っていたことを思い出します。
夏目友人帳って、的場たちを完全な悪や“敵”と見なすのは違うと思うんです。少なくとも、アニメでは。彼らにも彼らなりの理由があると思います。それは彼らをただ正当化したり、“実はいい人”にしたいという物ではありません。彼らが生きる上で“選択した道”なんです。そんな“他のキャラクターの生き方”があるからこそ、“夏目の選択した生き方”について夏目自身だけではなく、視聴者側も考えさせられる…そう思います。それぞれの選択は、正しい、正しくないだけでは判断出来ない、難しい問題。
もしかしたら、七瀬とレイコが出会っていたら、七瀬の生き方は変わっていたかもしれません。それにレイコがミカゲを封じていても、今とは違う生き方になっていたかもしれません。どうなろうと、今と同じ生き方を選んでいたかもしれません。人生とは、そういうもの。

来週は月分祭。何だか人気のあるお話みたいなので、楽しみです。

Pagination

Utility

プロフィール

人見

Author:人見
平成生まれゆとり系女子。
アニオタというよりは、ぬるオタ。最近はのんびり肩の力を抜いて見られるアニメが好きです。
アニメの感想は人それぞれ違うのが楽しい。

カテゴリ

公式

ドラマCD「ボクたちオトコの娘」
輪廻のラグランジェ 応援バナー
戦姫絶唱シンフォギア

君と僕。
THE IDOLM@STER
Are you Alice?
グラール騎士団

カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。