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総評

新年明けましておめでとうございます。去年TBやコメントでお世話になりました方々、本当にありがとうございました。本年もよろしくお願いします。

2011年秋アニメ(下の方にそれ以前のアニメもありますが)の総評です。本当は去年の内に書こうと思っていたのですが、年が明けてしまいました…。すみません…。優劣や点数を付けるのは苦手なので、感想のみになります。

君と僕。
アニメから入った方にとっては、第1話のつかみが弱かったかなと思います。でも“大きなハプニングの起こらない緩い日常”という作品の前提がしっかりと伝わる作りではありましたよね。個人的には、原作のあの短い第1話をよくアニメの1話分に出来たなと思いました。幼稚園時代をどう絡めていくかが心配だったのですが、要所要所で上手く挿入出来ていたと思います。原作既読の方だと幼稚園時代が短いと不満、未読の方だと何故幼稚園時代が入るのかわからない、長いと不満…両者の間を取った感じでした。
個人的によかったと思った所は、春の髪を切るシーンを要の眼鏡の話の冒頭に持ってきた所。原作で春が髪を切るのは文化祭の前です。原作では、髪を切ったことがその後のお話に大きく関わってくることはありません。アニメでは“髪を切ること”と“眼鏡をかけること”の“変化”という共通点で上手く話をまとめていました。この二つのお話の繋げ方、凄く好きです。
他にも、やはり最終回で祐希が言った「職場体験なんだから、ちゃんとやらないと」という台詞。これが凄くよかったです。よかったと思うと同時に、ぞわっとしました。要の性格を熟知しているからこそ言える、絶対に逃げられなくする台詞。本当に“わかっているな”と思える台詞でした。
多少気になるシーンもありましたが、まあまあ許容範囲かなと思います。声優さんに関しましても、ドラマCDを聞いていないからなのかあまり違和感を感じませんでした。4月からの2期も楽しみです。

たまゆら~hitotose~
元々の視聴理由は地元が出るからだったのですが、竹原の景色も素敵で、登場人物みんな可愛くて頑張り屋さんで…心が温まるお話が多くてよかったです。特に憧憬の道の第7話と、麻音ちゃんが朗読劇をした第11話が好きです。麻音ちゃんの成長する姿が本当によかった…!他にも美味しそうな食べ物がたくさん出てきて…見るたびにお腹が空いて仕方がなかったです。無性にお好み焼きが食べたくなるアニメでした。
ちょっと残念だったのが、汐入が第1話にしか出てこなかったこと。もっと見たかったです!ちひろちゃんの高校の制服姿、OPにしか出ていませんし…。ぜひOVAで汐入を!
余談ですが、君と僕。とは対照的だったなと思いました。男女の比率という意味ではなく、表現が。たまゆらは、他のアニメよりも文字で表現するシーンが多かったですよね。他にもお話や表現がストレートで、描きたいことや伝えたいことがダイレクトに伝わってくる感じ。ぼんやりと見ていても、全てすんなりと理解出来る作りでした。逆に君と僕。は間合いや空気で表現する感じ。モノローグを減らして、表情や仕草で表す…視聴者側が想像する少女漫画的な作り…そう感じました。

UN-GO
毎週毎週、本当に楽しかったです。2期があるのなら必ず見ますし、因果論もBD、DVDが出たら絶対に見ます。本当に面白かった!
第1話と第2話が不評ですが、私は好きですよ。第1話では事件以外に人物紹介、状況説明が上手く詰め込まれていますし、第2話は完璧ではない新十郎の姿や、最後の安が立ち上がって歌を歌おうとする姿が凄く好きです。個人的に一番好きなのは第7話、第8話の映画の回です。第7話で出てくるヒントのちりばめ方が凄くよかったです。第3話、第4話はやはり“燃えたのは人間だった”という情報を前編に入れた方がよかったと思うんですよね。燃えたのがロボットだったと勘違いすることによって、これでこのお話が完結だと思ってしまった方も多かったみたいですし…。
確かに、色々と惜しかった点も多いです。第8話で風守の見つけた映像に伊沢が映っていたり(監視カメラに映っていたのなら、警備員が気付くはず)、第10話の車の爆発では着替える時間が短すぎたり、運転手がすでに死んでいたのならどうやって運転したのかの説明がなかったり(自動で運転出来るシステムがあっても不思議ではありませんが、それに関する説明が一切ないので)…。この辺り、脚本にはもっと詳しく書いてあるのかなとも思うんですよね。なのでぜひ脚本集を…!
惜しい点もありましたが、毎週毎週「早く次が見たい」と思えるいいアニメでした。
“戦後”という設定、全く説明されない“戦争”。漠然とした設定ですが、それでも私はこのアニメにのめり込むことが出来ました。それは多分、今自分が生きいる世界と地続きかもしれないと思えたから。あえて9.11や震災の話題(それにボーカロイドも)を出してきたことで、強くそう思いました。新情報拡散防止法も、あり得なくはない未来…。
でもUN-GOの世界で起こった戦争は、私たちにとっての“想像の戦争”。三人の女優の台詞を思い出します。震災とも繋がってくるんですよね、あの台詞。あんなにテレビで津波の映像を見たのに、大きな揺れではなくとも毎日のように揺れを感じていたのに、やはり“対岸の火事”。テレビの映像から想像することしか出来ない。想像するだけでは、同じ気持ちにはなれない。だからといって、誰だって体験したいとは思わない。それは当たり前のこと。でも、非日常を求めていた谷村の気持ちもわかります。“対岸の火事”だからこそ、身の危険を感じていないからこそ、日常にはない刺激が欲しくなる…。事件の推理以外にも、色々と“考えさせられる”作品でした。

ましろ色シンフォニー
個人的に、2011年秋の“ダークホース”はこれかなと思います。…毎回感想を書いていたわけではありませんが。
アニメのテーマは“成長”だと思います。いつも他人のために頑張ってきたけれど自分の思いを伝えることが出来た瓜生君、いつも一人で抱え込んでいたけれど人に頼ることが出来たみう先輩、兄離れ出来た桜乃、大切なことを見つけられたアンジェ、素直になれなかったがために失敗してしまったけれど吹っ切れた紗凪ちゃん、そしてみんなに本当の自分を打ち明けることが出来た愛理ちゃん…。(この辺りは前に書いた記事に詳しく書いてあります)
最終回で愛理ちゃんが出した“答え”は、前半の展開がなかったら出ては来ませんでした。そして、この結論に至る理由として出てきたのはみう先輩。でも、紗凪ちゃんのことでもあると思うんです。ぱんにゃとの別れを受け入れようとしているみう先輩と、みう先輩と瓜生君の関係を受け入れた紗凪ちゃん。
最終回で見せたみう先輩の涙、印象的でしたね。瓜生君にだけ見せた涙。弱い所をさらけ出すことが出来た先輩。ぱんにゃと別れることを怖がっていた、変化することを怖がっていた先輩。その先輩が見せた涙という“変化”。
最後どうやって終わるのかと思っていたら、卒業後も二人の関係は続いているみたいですね。第11話の時点では卒業後どうなるかわからない感じでしたが、最終回にぱんにゃとの別れが描かれていました。ぱんにゃとの別れと卒業。別れることの悲しさ、これまでの思い出…ぱんにゃとの別れがあったからこそ二人の関係が続いたんだと思います。別れることが最後ではない、これからの思い出。
作画が綺麗だったからという理由で見始めたましろ色シンフォニーでしたが、見て良かったなと思えました。第11話の最後にあった次回予告ですが、確かにちょっとこそばゆいですが大好きです。
物凄い余談。この前ニコニコ生放送で久々にSchool Daysを全話見たのですが、あれを見た後にましろ色を見ると本当に瓜生君ってスペック高いですよね。よく気が回るし、優しくて紳士的で…。瓜生君がモテるのは凄くよくわかるのですが、何故誠がモテるのでしょうか…?謎ですよね、あれは。

アイドルマスターはニコニコ動画で視聴中のため、最終回は一ヶ月後です。なので感想は最終回配信後にでも…。今の所、第18話の律子回が好きです。魚眼レンズのような画面やライブで客席の向こう側に過去の自分を見ているシーンなど、今までとはちょっと違った表現が多かったですよね。そこが凄く面白かったです。
他にも真回も貴音回も、勿論千早回もよかったです。色々と言われている響回も、響らしくていいと思うのですが…。どちらかというと、2クール目より1クール目のようなノリだったかなと思います。

以下、それ以前のアニメ。…といっても、二本だけですが。

TIGER&BUNNY
毎週毎週、わくわくドキドキしながら見られるいいアニメでした。面白かったです。
でも、ちょっと不満だった所が。1クール目と2クール目の前半は本当に面白かったんです。1クール目の前半は勿論、後半もジェイク編が長いという意見もありましたが、個人的には丁度よかったかと。2クール目の前半も“仲がいいからこそ言えない”という部分は凄く共感出来て、“言えばいいのに”と思いつつ“やっぱり言えないよね”とも思ってしまう…そんな気持ちで楽しんでいました。でも、2クール目の後半がちょっと…。“みんなが洗脳される”や“死んだと思ったら死んでいなかった”など、お約束の展開はいいと思うんです。でもその一つ一つの展開を繋げ合わせることに失敗しているというか…1クール目の前半があんなにしっかりと作り込んであったのに、何故が最終回付近は上手くいっていないと感じてしまうんですよね。例えば最終回。“虎徹が死んでいなかった”というのはお約束ですよね。でも、“何故死ななかったのか”がおざなりになってしまっています。だって一回反応が消えてしまっているんですよ?なのに、たいした説明もありませんでした。お約束としては“ポケットに懐中時計が入っていたから助かった”などがありますが、そういうことが一切なかったことが不満ですね。それに1クール目のEDであれだけピンバッジが目立つように描かれていたのに、そのピンバッジの使い方があまり上手くありませんでした。もっといい見せ方、使い方があったと思うのですが…。何故か2クール目の後半だけがちぐはぐ感じなんですよね。残念。
ちなみに終わり方についてはよかったと思います。今後映画があるみたいですが、特に続きがなくてもあれでよかったかな…と。途中までは、虎徹はヒーローを辞めて楓ちゃんだけの(父親という名の)ヒーローになるのかなと思っていたのですが、それだとバーナビーが一人ぼっちで落ちぶれていく未来しか見えなくて…。やっぱり二人でヒーローを続けている姿しか想像出来なかったので、これでいいと思いました。ウロボロスに関しては、悪がいなければヒーローはいらなくなってしまうので完全に解決しなくてもいいのかなと…。
色々と不満はありますが、こういった全く注目されていなかったオリジナル作品がここまで盛り上がるのはいいことだと思います。こんなに一つの作品でみんなと盛り上がれることは素晴らしいと思いますし、一緒に盛り上がれたことが凄く嬉しいです。そういった所に関しては、リアルタイムで見ることが出来て本当によかったと思います。映画は見に行けたら行こうと思っています。総集編だったら行かないかもしれませんが…。

夏目友人帳
原作未読、1期2期視聴済みです。お話は安定して面白いですね。3期は妖怪よりも人間との関係にスポットライトが当たっていました。1期は妖怪の人間に対する考え、そこから感じた夏目の人間に対する考え。2期は夏目の妖怪に対する考え。そして3期は夏目の人間に対する考え、変化、成長。
ただ一つ気になったのが、作画。1期2期よりもキャラクターデザインが簡略化されていたり、漫画的な表現が多かったり…ちょっと作画の荒い回が多かったです。輪るピングドラムと神様ドォルズと蛍火の杜へがあったからでしょうか?あまり作画については言いたくないのですが、1期2期がよかっただけにちょっと残念でした。
でも、親戚のおにいさん(佐野由人)が特典ドラマCDと同じ櫻井孝宏さんだったのはよかったですね。まさかアニメにも出てくるとは思っていなかったので…。吃驚したと同時に、スタッフの愛を感じました。
明日から4期が始まりますが、PVを見ましたらキャラクターデザインは3期と同じみたいですね。お話は楽しみですが、その辺りがちょっと心配です。

さて、2012年冬アニメの感想についてですが、とりあえず夏目友人帳 肆だけ書いていこうかなと思います。他にも何本か見ようと思っていますが、書きたい時だけ書いていく予定です。これからもよろしくお願いします。
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雑記

ましろ色シンフォニー第11話についてちょこっとだけ。

今回でようやく“何故序盤に愛理ちゃんのエピソードを持ってきたのか”がわかりました。それは学園統合に対する“答え”のため。愛理ちゃんが今統合についてどう思っているのかは、まだ出てきていませんよね。
今回のお話を見ていると、紗凪ちゃんは吹っ切れたみたいですが愛理ちゃんは何だか煮え切らない様子でした。瓜生君に対する恋愛感情がようやく見えてきた感じ。今まで(今でもですが)表に出せなかったのは、怖かったから。瓜生君のみう先輩に対する気持ちと、紗凪の姿を見て何も行動出来なくなってしまった…そんな気がします。
学園統合に対する答えは、瓜生君に対する答えでもあります。初めは統合に反対していましたが、今の愛理ちゃんの答えは…。

瓜生君は“とても大きな傘のようなお方”です。初めはみんなに平等だったその傘は、いつしか先輩だけの傘になりました。傘に入れなかった紗凪ちゃん。そんな紗凪ちゃんが誘った雪の降る外は、傘のない場所。紗凪ちゃんの“一生独身”という言葉に賛同した三人ですが、“私も”の後には“瓜生君のことが好き”と続けることが出来ます。瓜生君の傘に入れなかったみんな。
でも“先のことはわからない”んですよね。先輩と本当に卒業で疎遠になってしまうかもしれません。学園統合がなくなり、みんなと離れてしまうかもしれません。もしかしたら、紗凪ちゃんにも愛理ちゃんにもチャンスが巡ってくるかもしれません。今までのお話は、その時上手く思いを伝えるための成長…とか。最終回の終わり方にもよりますが、先輩とのその後が描かれなかったら可能性はあるのかなと思いました。…わかりませんけどね。

雑記

秋アニメが終わったらどうしようかと思案中です。そもそも何となく始めただけの感想ブログでして、秋アニメの感想が最後まで書ければいいなーくらいしか考えていなかったもので…。それに、冬アニメで確実に見ようと思っている作品は夏目友人帳くらいなんですよね。まあ、ゆっくり考えます。
以下その他アニメの感想…というより、主にましろ色シンフォニーの感想です。あと、UN-GOも。

ましろ色シンフォニー
第10話を見る限り、このまま先輩ENDになるのでしょうか?紗凪ちゃんが何とも可哀相な展開ですが、それぞれのキャラクターの“成長”を描いた物語として見てみると納得出来ました。公式のアフレコ取材レポートを見ると、壱智村さんが「それぞれが成長していく過程を描いている作品」と言っています。
愛理ちゃんは言わずもがな、序盤で成長しましたよね。でも、決して瓜生君のことが(恋愛的な意味で)好きになったわけではないと思います。普通の男の子とは違っていたから“特別な存在”になっただけ。その特別という気持ちが本当に“恋”だったとしても、本人は気付いていません。
アンジェは第5話で大切なことに気付きました。それは“人のために尽くすということ”。まだまだ子供っぽい所が多いですが、第6話で桜乃と協力して夕食を作ったことで一方的に尽くすだけではなく“相手の気持ちを考える”ということも理解出来るようになったのかなと思いました。
桜乃は第7話と第10話を見比べてみるとわかると思います。第7話でみう先輩と出かけると言った時、あまりよく思っていないようでした。でも今回は瓜生君と先輩を二人きりにするために、わざわざアンジェと一緒に外に出て行っていました。でも正直、妹のエピソードはもう少し欲しいですよね。
みう先輩はここ数話で変わっていきました。今まで自分一人で抱え込もうとしていたのに、今回「頼むのは私なんだから」という“相手に頼る”台詞が出てきましたね。今までは思わせぶりな態度(お母さんの影響なのかなと思ったり…)をとっているのにガードが堅い(気付いていない)といった感じでしたが、第8話から第9話にかけて意識し始めます。自分より他人や動物を優先させる性格故に、他人に尽くしてもらうということがなかったんだと思います。
瓜生君の成長は先輩に告白したこと。瓜生君が唯一恋愛感情を抱いていたのがみう先輩でした。それに、椋梨君にも“年上好き”みたいなことを言われていましたね。今まで空気が悪くならないように努力してきた瓜生君。みんなに優しく接していますが、ある程度距離を置いているというか…先輩と同じように完全には他人に心を許さないタイプですよね。そんな彼が先輩に告白をしました。自分の気持ちを優先させました。それって、凄く勇気のいることだと思うんです。自分と先輩が“同じ”だと感じたからなのかもしれません。
そして、最後に紗凪ちゃん。彼女はまだ成長の途中。確かに子猫の名前や間の悪い電話などは可哀相でしたが、素直になれない紗凪ちゃん自身にも原因があります。ココアを渡す時も、後で冗談だよと言って渡す気だったのかもしれませんが、先に一つしかないと言ってしまったのが悪かったですよね。素直に渡せば、傷付かずに済んだのに…。でも恋敵がみう先輩というのも辛いですよね。恋敵ではなく「尊敬する先輩」と否定したことで、なおさら辛い気持ちが伝わってきます。素直になれない、悪循環。余計に墓穴を掘ってしまいます。
でも、次回予告ではちょっとだけ立ち直っているみたいですね。愛理ちゃんの「今日だけよ、あいつのことで泣くのは」という言葉もありますし。ここから完全に立ち直るのが、彼女の成長だと思います。
あと少しだけ言いたいこと。第4話で初めて紗凪の本性が出た所についてですが、もう少し伏線があってもよかったかなと思いました。先輩と仲がいいという描写しかありませんでしたよね。学校などで瓜生君を一瞬睨むカットがあってもよかったかも。

UN-GO
第8話を見ていたら話全体についてのことが思い浮かんだので、二つほど。
一つ目は風守が「新十郎様」と呼んだことについて。今までは「貴方」と呼んでいました。梨江も「探偵さん」や「新十郎さん」と呼んでいたのに、第6話で急に「新十郎」と呼び捨てになっていましたね。
UN-GOって、各エピソードの間にある程度時間経過があると思うんですよね。少なくとも一日以上経過していると思われます(第6話と第7話は繋がっていますが)。特に第4話から第5話にかけては、泉や梨江たちが風守に対して疑問を持ったりしていなかった所から何らかの出来事があったのではないかと考えられます。話数が少ないということもありますが、基本一話完結で、一話見逃しても大丈夫な作りにしたかったとのことなので(時間変更も多いですし)、その辺りも関係してくるのかなと思いました。それぞれの話はある程度独立していて、でも全体を見てみると繋がっている作り。
二つ目はUN-GOという作品自体について。最初の頃から“UN-GOはトリックや犯人捜しなどの推理部分に重点を置いていない”とよく言われていました。“ホワイダニット”がメインの作品…私も前にそう書きました。でもここ数話を見ていると、新十郎の心情がメインなのではないかと思ってしまうんですよね。
いわゆる“探偵モノ”で主人公の障壁となる物は“ハウダニット”と“フーダニット”。UN-GOの場合、新十郎の障壁となる物は“新十郎自身”だと思うんです。特に第2話と第8話の場合はそうですよね。安の夢が永遠に叶わなくなってしまうことと、戦争がなかった世界が消えてしまうこと。新十郎はためらっていました。小説家も新十郎は幻想から抜け出せないだろうと踏んでいましたね。
第6話で「君が真実を明かすのは何のためだ?」と麟六に聞かれて答えられなかった新十郎。因果が“御霊のため”と言っていましたが、それは本心ではなく建前。第5話で推理を間違ってしまったことにより、“何のため”なのかを見失ってしまった気がします。犯人は白朗であるという決めつけ、正義感。それによって見えなくなってしまった真実。そして、真実から目をそらさなかった第8話(これについては、安の事件も影響しているのかもしれません)。新十郎の心情を追っていくと、(根本は変わらなくとも)変化しているのがわかります。
そして因果の能力。因果の能力が万能ではないことは最初からわかっています。むしろ因果の能力があることで真実から目を背けられない。新十郎は逃げられないんですよね。「彼は必ず真実を、御霊を私に捧げる」という因果の台詞の通り、逃げられない。
やはり、こういう楽しみ方をしたいなら映画を見た方がよかったですよね。ホワイダニットの部分で楽しむのも勿論間違いではありません。ですがこういう細かい所まで見よう見ようと思っている人間こそ、因果論を見てから新十郎の心情について楽しむべきですよね。早くBD、DVD出て欲しいです…。見たい…。

雑記

他の方のUN-GOの感想、考察を見るのが面白いです。自分と同じ事を考えている人もいれば、全く違う考え方もあって、なるほどと思う意見もたくさんあります。最後の安が歌おうとしたシーンはポジティブなのか、ネガティブなのか…とか。万引一家と覆面屋敷を読み終わってから、また2話についての考えをまとめたいなと思いました。
以下は他のアニメについて色々。感想を書いている物でも、書き終わった後に他に書きたいこと思いついたりして…困ったものです。

らいむいろ戦奇譚
ニコニコ動画で視聴。先週なかなか更新されないと言っていましたが、ようやく更新されましたね。更新されたのはいいのですが、何故か12話が昨日更新され、しかも3時間で有料配信に切り替わるという非常に残念なことに…。確実に運営側に非があると思うのですが…。現在は最終話である13話が無料配信になっています。私は何とか12話を見ることが出来たのですが、見られていない人も多いようで。ぜひ無料配信の時間を延長して欲しい所ですが、最新のアニメが多い中で昔のアニメに対してきちんと対応されるかは…ちょっと望み薄ですかね。一応、要望は出しておきたいと思います。
(追記。24日の12:00より、12話の無料配信が再開されたみたいです。よかったよかった。)
全話見た感想ですが、最終話はちょっと難ありかもしれません。ニコニコ動画ではカットされたシーンが多すぎます。ソフィアさんの衣装がトップレスに限りなく近い格好なのが原因なのですが、かなり台詞が削られてしまって残念なことに…。カットなしの物を有料配信している所はないのでしょうか?最終話だけは、カットありだと残念すぎますね。最後は今までのシナリオと同じように、テンプレ通りの円満な終わり方でした。陳腐だと言われるかもしてませんが、私は懐かしい感じがして好きですよ。見ていてほっとするんです。

ましろ色シンフォニー
こちらもニコニコ動画で、3話を見ました。情報量の多いキャラクターデザインだなと思うのですが、やはり作画が崩れない。凄い!クラス委員の仕事をしているシーン、食堂のおすすめのメニューを聞かれて愛理ちゃんが「ないわね」と答えていましたが、本当は知らなかったということでしょうか。その後教室を出て行くシーンで鞄と一緒にお弁当の入っているバッグも持っていますね。お弁当が入っているというのは、お昼に誘われた時一人で食べると言ってそのバッグを持って教室から出て行っている、という所からわかります。そういった流れがあってからのあのオチ…いいですね。
最初は登場キャラの灰汁が強いなと思っていましたが、だいぶ慣れてきました。やっぱりみう先輩が一番好きかな。可愛いですよね。

君と僕。
3話を見返してみて思ったのですが、あれは祐希と千鶴の関係の話だけではないんですね。3話は祐希の性格についての話でもあるんです。悠太と祐希の違い。不良から逃げるシーン、原作では祐希のマイペースさのみで対処しているのですが、アニメでは悠太が機転を利かせています。この改変はまさに双子の違いを表していますね。そして千鶴の口から「クローンじゃないよ」の台詞が出る。なるほど。
茉咲との絡みが削られたのは、祐希という人間についてを見せたかった、強調したかったからでしょうか。だから、一回の話に詰める情報量を削ったのかもしれません。茉咲と千鶴については、後の回でも描けると思いますから。…早く見たいですけどね。

雑記

ブログを始めてからまだ10日ほどですが、アニメ感想の書き方について思案中です。
キャプチャー画像を貼るのをやめようかなと思うのですが…どうでしょう?
画像を貼るのが面倒というのもありますが、どうしても画像を貼り、そのシーンについての見たままの説明、当たり前のことになってしまう。書きたいのはシーンの説明ではなくて、あくまで自分の考えや思ったことなのに…。
元々文章を書くことは凄く苦手なんです。どうしても支離滅裂になり、言いたいことが伝わらなくなってしまう。まどろっこしくなってしまう。それでも、私なりの感想を見てもらいたい。あわよくばその感想に同意や反論してもらいたくて感想を書こうと思いました。なので、つたないながらも表面的な感想は書きたくないんです。
来月からは、画像を貼るのをやめてみようかなと思います。それで、場合によっては過去記事の画像も消します。まだまだ始まったばかりのブログなので、ふらっと立ち寄った以外に定期的にご覧になっている方はいらっしゃらないと思います。なのでご意見などは頂けないと思いますが、万が一何かございましたらコメントの方でよろしくお願いします。

(追記。キャプチャー画像の貼り付けをやめました。これからもよろしくお願いします。)

コメントもTBも自由です。というか、まだ色々と不慣れでして…。TBがなかなか飛ばない場合があり、全てに返せていない時もあります。すみません…。それに記事の誤字脱字も酷く、ちょくちょく直しております。間違っていることがあれば、やんわり教えて下さると嬉しいです。
至らない点も多いとは思いますが、温かい目で見てもらえれば幸いです。よろしくお願いします。

以下、今見ているアニメについて色々と書いています。

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プロフィール

人見

Author:人見
平成生まれゆとり系女子。
アニオタというよりは、ぬるオタ。最近はのんびり肩の力を抜いて見られるアニメが好きです。
アニメの感想は人それぞれ違うのが楽しい。

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